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朝の資料 2006


初心を忘れない

 仕事に慣れる。環境に慣れる。それ自体はとても大事な事で、多いに結構な事だが、同時に初心も忘れがちである。始めて仕事を成し遂げた時の事。新たな環境で緊張し通しだったあの気持ち。それを忘れず持ち続けられれ弛んだ気持ちになどなりえないはずだ。

足元を整える

 ある剣の達人は人の履物の減り方で、その人柄を見抜くという。どれほどの剣豪でも履物が歪んだ減り方をしていれば心が定まってはいないという。心を定めるには普段から周りを整え、姿勢を正し、何をするべきか静かに考える環境を作ろう。

目的の魚を釣るためには

 マグロ漁師がカツオを釣る準備をしてマグロ漁に出るだろうか?そんな間抜けな漁師はいないだろうが、その様な事をする人は驚くほど多い。ただ釣糸を垂らして待つだけの自分本位なスタイルを捨て、お客様一人一人、何を求めているのか真剣に考えるべきである。

意識を変えよう

 まずは自分の意識を変えるべきだ。そうすれば行動がかわり、結果も変わる。結果が変われば、それが自信になり、夢が叶うのだ。意識を変えることが、すべての善循環の始まりだ。

訊こう

 いろいろな人の知恵(衆知)を得た方がいい。訊くのだ。人は訊かれて嫌な気にはならない。むしろ、もっと教えてあげようと思うものだ。相手もうれしい、あなたも得する。こんないいことはない。大いに訊ねよう。

聞くことも、話すことも

 まずは聞かなくてはいけない。相手の言いたいことを明確に把握しなければ、話しにならない。しかし、押し黙っていては、面談にならないので、こんどは話す力も必要になる。ネタやテクニックの前に、まず基本だ。聞きやすい声で話す。顔つきだって、声だって、トレーニング次第で良いものになる。

あきらめない

 成功する人は、成功するまで続ける人だ。それは、あきらめないということ。特別な才能や幸運は、おまけ程度のものだ。

おかげさま

 今、生かされて仕事ができる環境にいるのは、周りの人のおかげである。社会は皆の力があって、はじめてうまく動く。それぞれを分担したり、一手に引き受けてくれる人がいるから、あなたも生かされるのだ。感謝の気持ちを持とう。

ロスタイムを抑える

 無理・無駄・ムラの無い計画を立てる。それは、アポイントメントをしっかり取り、重要度の高い顧客を移動距離の短い順で訪問し、キーマンと面談する時間を増やすことだ。もし、不測の事態でロスタイムになりそうになっても、その時間で他の事ができる。周囲の人からの情報収集や、たまりがちな書類の処理、他へのアポイント取りなど、できる事を考え、やってしまおう。

自己評価は意味がない

 評価は他人がするものだ。自分はすごい、または逆にだめだ、そんな評価は意味がない。評価されないと不満があるのならば、今一度謙虚になる時で、与えられた仕事や期待が大きすぎると思えるならば、それはできる人と評価されている時だ。他人の目は厳しい。揉まれていこう。

その仕事に応じたベストを尽くす

 時として自分のメインの仕事ではない雑用の様な仕事が回ってきたりする。しかし腐ってはいけない。常にどんな種類の仕事でも、それに応じたベストを尽くそう。「これでいいや。」と手を抜かず、それなりのものになっても、ベストを尽くしたのではなければ、次回もまた同じようなものにしないようにしよう。ベストを尽くすのは、面倒で大変かもしれないが、いつもベストを目指せば、いつのまにかそれが普通になってくる。他人に完全無欠を求めるのとは違う。

何かにとらわれずに

 「鳴かぬなら、それもまたよしホトトギス(松下幸之助)」ホトトギスは鳴くものと、とらわれずに、鳴かないものは、またそれはそれでいいではないか。何かにとらわれ過ぎていると、過ちを犯してしまう、悩みが生じてくる。だから、何にもとらわれない素直な心になろう。色は見たままの色である。ものの実相を見い出すことができる心を持とう。

挑戦

 挑戦、チャレンジとは、大変な困難と危険を伴い、計り知れない労苦と忍耐力、努力と勇気を必要とするものである。これだけの事を、どうにかできる要素、力を備えていなければ、おいそれと口に出せるものではない。どんな危機に遭遇しても動じない能力 、覚悟と裏付けを持っている者のみ、挑戦できる資格を持つ。

商いは喜んでいただくもの

 自分達の利益のみを考えることなく、相手を儲かるようにしてあげる。そういう人(会社)にはビジネスチャンスが訪れる。お客様は当然だが、社内でも、相手に喜んでもいただくというのが、商いの基本スタンスだ。要望に応え、更に高い利益があげられるようにするのは、喜んでいただくため一点である。

打つ手は無限にある

 決してあきらめてはいけない。視線を変え、知恵を搾り(借りてもいい)、具体的に行動すれば、具体的な答えが出てくる。活路は必ずあるはずだ。

もうドン底

 どん底(最悪の事態)をベースに考える。ありとあらゆる知恵を総動員して対処してみて、後は祈るだけにする。すると心の底から安心できるし、結果も具体的に現われてくる。もちろん良い結果なはずだ。一流の仕事をするには、立派な方法論だけではなく、心のタフさが必須となる。

見極めて除外する

 「いらない」と言う見込み客は、本当に『いらない』のだ。だから「欲しい」と言う見込み客だけを選り分ける作業が必要になる。
 「いらない」と言う断わりは素直に受け入れよう。あなたが意思を受け入れたことで、信頼を持たれ、次の機会には「欲しい」に変っているかもしれない。そして、すぐに次の見込み客にアプローチするのだ。

お断り

 営業マンは『断わられる』仕事だ。しかし、門前払いは、これといった理由がない事が殆どだろう。よくわからないものには、とりあえず断わっておくものである。だから、セオリーがあるわけではないが、何とかして突破しよう。肝を据え、度胸を決めて攻略する。すごすごと帰るのは損かもしれない。

ネガティブな感情もあるものだ

 喜怒哀楽はどんな人にもあることだ。できれば明るく楽しい方が良いが、人間はそんな生き物ではない。怒りも嫉妬も人生の一部だ。生きている証拠と思い、そんな自分を許そう。そしてそれをやり過ごそう。ネガティブな感情を持ち続けられる程、案外持続力なんてないものだ。感情によって間違った舵をとられないようにしよう。

営業という仕事

 営業という仕事に、なんとなく抵抗感がないだろうか? 営業という仕事は、『販売無くして事業無し』という言葉に集約されるほど、重要なものである。自分が社会(もちろん会社とその従業員にも!)に貢献しているという自負を持ち、意義深い仕事だと理解しよう。

道無き道

 先人が切り開き、舗装までしてくれた道を突っ走るのは容易い。しかし、道無き道や、まだ整備されていない砂利道を進むのは、困難を伴う。力が付くのはどちらだろうか? 舗装道路で一応の走り方を学び、そして次は、あなたが困難を克服するのだ。最初は負けまくるだろうが、あなただけにしか到達できないゴールに行くことができる。

チャンスってどんな顔?

 いかにも『チャンス!』という事は少ない。チャンスは厄介事の顔をして現われることが多い。だから、それを厄介事と嫌がらずに、チャンスと思い取り組もう。思いがけない幸運となって、あなたに転がり込んで来るだろう。厄介事は、その準備段階だから、こなしていこう。

しあわせの源

 自分が蒔いた種しか刈り取れない。マイナスの種を蒔けば、決して良い収穫はできないだろう。どうせなら、しあわせな種、いいものを蒔くようにしよう。結局、しあわせの源は、すべて自分にある。結果はすぐにはわからないが、刈り取るときに、それを実感することができるだろう。
 とりあえず、自分のできることをしよう。そして、深呼吸の一つでもして、余裕を持てると理想的だ。

一石二鳥を狙う

 2つの事を同時に進行する事は、脳を刺激して良い結果をもたらす事が多い。同一作業の反復は、頭を活性化させない。一つのことに打ち込むのも良いが、もう一つ、違う事を進行させてみよう。相乗効果でもっとうまくいくかもしれない。

先手必勝

 「先んずれば人を制す(司馬遷)」誰もが知っている言葉だろう。「攻撃は最大の防御なり」とも言われている。遅れるな、勢いをつけて突き進め。

社会に貢献する

 今や利潤を上げるだけの会社は、社会から歓迎される存在ではなくなってきた。もちろん利益をあげなければ、存続できないが、会社が活動することによって、どのように社会に貢献できるかが、存在意義となり、それに伴い経営理念も変化することなる。社員も利益追求だけで、仕事の意欲が沸き、力を発揮できるだろうか? 社員は会社の目的を果たすために集まった同志である。社員と力を合わせ、淘汰されない企業作りをしよう。

礼儀の最初の取りかかり

  • 大きな声で挨拶。
  • 笑顔。
  • 礼儀を尽くす。

 無数にあるように思われる礼儀であるが、まずは取りかかりとして、実行してみよう。基本は、相手の気持ちを考え行動することである。あまりにもおろそかにすると、ビジネスシーンで弾かれることになる。

自分を追い詰めない

 プレッシャーに押し潰され、「もう駄目だ、間に合わない」と思うと、パニックになり、手を無くす。自分を追い詰めず、「まだ大丈夫、なんとか間に合う」と励まし、適度な緊張感を保つようにしよう。言葉、心ひとつで、大きく前進できる。

たずなは自分が握っている

 忙しいと感じるのは、他人からせかされる感覚があるからだろう。自分が頼まれたものは、もはや自分がコントロールすればいいと考え、忙しさから解放されよう。忙しいといい文字は、心を亡くすと書く。受動的にならないように。

成果が出るまで

 仕事は続かなければ、意味がない。パッと努力しても、駄目だからと言ってやめてしまっては、折角の努力も水の泡と消える。成果が出るまで続けるのが、本当の努力である。努力の継続はつらいかもしれないが、いつか幸運がやってくると信じよう。

自分の役割

 自分の役割とは、社会の中では、ほんのわずかな部分である。しかし、それでも、その中で必要とされ、補い合い、応援し合うようになれば、あなたは生き生きと働くことができるだろう。大げさに考えることはないが、自分の得意とすることを活かし、貢献できるようになろう。

禍転じて福となる、だけではない

 物事には二面性がある。マイナスの事がプラスになる事もあれば、今プラスでも、いつマイナスに作用するか、わからない。どちらも合わせ持つ目を持とう。

全部捨てて、真似てみる

 自分が個性だと思っているものを、全て捨てて、捨てて、捨てまくって、それでも残っているぐらいのものが、あなたの個性である。自分らしさが欲しければ、まずは真似てみることだ。世の中で良いと言われているものは、何か良いはずだ。徹底的に真似てみて、しっくりきたものは、取り入れ、ダメなものはやめればいいだけの事だ。いつのまにか、あなたができ上がっていくだろう。

説得点を見つける

 相手を説得するためには、ピンッとくるポイントを見つけなければならない。その為には、まず聞く事だ。話してもらい、事情や心配事などの本音を聞きとり、欲する点を見つける。それから、話しはじめるのだ。

明朗迅速に

 動きが遅い、鈍い、不明瞭、要を得ないなど、相手がイライラする事のないようにしよう。仕事ができる人は、ツーと言えばカーと返してくる。行動も発言も、ぼやけることがないように。

はっきり言う

 曖昧に「検討します」等と言っていると、相手の取りようで、後でトラブルになることが考えられる。また、ついOKを出してしまい、ニッチもサッチも行かなくなる事もある。しっかりと、意見をもっていないと危なくて、あなたを交渉の場に置くことができなくなる。

批判の中の『なるほど』ポイント

 何かをすれば、良くても悪くても批判されるものだ。その中には、的外れなものもあれば、なるほどと思えるものもある。真剣に批判してくれている意見には、このなるほどポイントがあるはずだ。(できれば)冷静に聞ける時に、かみ砕いてみよう。

学び続けよ

 社会では、学生時代のように、問題と答えがセットとなっていることは、まず無い。それゆえ、学ばなくなってしまったら、仕事上の難問や、課題点などを解決できなくなるだろう。多忙な毎日で、学ぶ時間を作るのは難しいかもしれないが、暇があれば学ぶというものでもない。力をつけるために、もっと豊かになるために、学び続けよう。

残業なんかしている場合ではない

 ふざけているのではない。残業をしなければ、当然、仕事はこなせない。しかし、こなせないとなると、人は頭を使うようになる。頭でどうにかするのだ。特に、いわゆるホワイトカラーの人達は、検討すべきではないだろうか。

場の空気を大切に

 人と人が集まれば、その場の雰囲気は、刻一刻と変っていく。その時、その時の空気を崩すことのないようにしよう。良好な人間関係には必要である。また、必要以上に緊張して、空気を読むどころではない、という事のないように。

客観的に自分を見る

 人間は、自分に直接関係ない事ほど、客観的に見る事ができる。自分の事は、正当化し、過大評価しがちだ。人は周りの人達に生かされているものである。応援してもらえるように、自分を客観的に見て、直した方が良い点を見つけよう。

希望を失うな

 悩みや苦しい状況は、誰にでもある。しかし、そんな中でも、明るさと希望を持ち続け、時には気分転換をはかり、明日へと進もう。

ちょっとした機転

 節目節目で、ちょっとの機転を利かすと、今進んでいる事を見つめなおすことができる。きめ細かなコミュニケーションで、相手にも自分にも良い効果が生まれる。それはやがて信頼感へと繋がる。だが、失う時は一瞬なので、気をつけよう。

ターニングポイント

 一生のうち、必ずターニングポイントがあるだろう。その点と点を結びつけて、一生ができあがる。その線に見える部分も、細かい点の集まりである。小さな変化や、出会いを大切にしよう。振り返れば、あなたの厚さが実感できるだろうし、それを生かすこともできるだろう。

相手にメリットを

 誰もが得はしたいが、損はしたくない。相手があなたや、あなたの仕事にメリットを感じなければ、あなたにつきあうだけ損である。その時、あなたの訪問を快く思うだろうか?何が何でも、相手のメリットを発見しよう。

迷ったら単純な選択を

 あれこれ迷ったら、単純な方を選択した方が、良い場合がある。いるのかな?いらないのかな? 複雑に考えず、簡単に考えてみよう。物理の世界では、単純な式になればなるほど、真実に近づいているという結果がある。考え過ぎないように。

話し上手より聞き上手に

 学ぶということは、自分の発言ではなく、誰かの発言から得ることである。あなたが発言するためには、相手を知らなければならないだろう。これだけのことであっても、まずは聞かなければならないと思うはずだ。相手の話しをじっくり聞こう。

時間は不可逆なもの

 時間は有限で、不可逆なものである。わかっているつもりでも、なかなか有用に使えないものだ。あなたの持ち時間は刻一刻と減っていっている。そして2度と戻らない。目にも見えず、手にも取れないものだから、ピンとこないかもしれないが、その重要性を早く実感し、無駄なく使えるようになろう。

自分の心に正直に

 本当に望んだように生きているのだろうか? どんな暮らしを望んでいるのだろうか? ひとりで静かにしているときに、自分の中の声を聞き、それを大切にしよう。そこから、新しい洞察が生まれてくる。望んだ生き方に近づくためのアイデアが出てくるだろう。正直に生きて、葛藤が生まれたり、短気になったり、退屈したりしないようにしよう。

嘆かない

 嘆いてばかりいては、ますます悪くなる。一切の不幸が、そこから生まれてくる。例えば、病気でふせっていても、病気と親しく、仲良くなれば、向こうから逃げていくものである。嘆かない、ぼやかない。

アポイントとは

 アポイントは、お客様に情報を提供するために、面会の約束を取り付けることである。その(基本的には)電話で、商品を売り込もうとしたり、無理に時間を空けてもらう等としていては、嫌がられるだけだ。
 また、電話をかける時も、社名を名乗り、相手を引っかけず、「お忙しいところ…」等、気づかい、押し売りの雰囲気を漂わせないようにしよう。気分良く、「会ってみようか。」と思ってもらえなければ、始まらない。

レスポンスを早く

 広い意味で応答する時間を縮めよう。返事だけではない、すぐに行動に移し、先伸ばししない。レスポンスが遅ければ、相手は不安に思うだろう。それは信頼を崩すことにもなる。遅くて何もいいことはない。

卵を割らないとオムレツは作れない

 西洋の諺で、従来の習慣に縛られていては、いつまでも新しい事は生まれない、ということだ。思いきって、殻を破り、行動を起こさないと、結果は出ない。変化に挑戦し、知恵と汗を出そう。人間は、人生という砥石にこすられなければ、光るようにはならない(山本有三著 路傍の石より)。

物より心を贈る

 日本には中元・歳暮と、物を贈り感謝の気持ちを表わす、という風習がある。しかし、次第にエスカレート(贈収賄)していく危険もはらんでいる。
 欲や打算だけでビジネスを進めて行こうとすると、問題が起こるだろう。そうならないためには、やはり心と心が通ずることが大切である。真摯な表現で接し、信頼を得て、敬愛の念が生まれるように、物より心を贈れる人になろう。

情報は人を選ぶ

 好奇心がなければ、何かを追いかけることはないだろう。日々、世界から置いていかれることになる。ビジネスに限らず、世間を知ることは、重要な事である。情報が溢れてはいるが、自らその中に入っていかなければ、必要な情報を得ることはできない。関心のある事しか、結局は得ようとしないだろう。情報を選んでいるようで、選ばれているのだ。

デッドラインを決める

 締め切りが迫ると、それを終わらせようとする気持ちになる。それを守れないと、嫌な感じで、不愉快になる。すると、たいていの人は、なんとか間に合わせようとする。締め切り効果である。
 間に合うようにしようとすれば、計画を練り、その通りにせざるをえない。制限を設けることで、スムーズに事が進むようになる。
 しかし、現実的な締め切りにしよう。あまりにも難しい計画だと、やる前から嫌になってしまう。そして、どうにもならなくなったら、締め切りを少しだけゆるめてみよう。苦痛になっては意味がない。

失敗を恐れるな

 実は、失敗をすればするほど、成功に近づいているのだ。失敗は糧である。違う次の手を考え、実行すれば先に進める。
 失敗を恐れてはいけない。自分の失敗には敏感になるが、他人の失敗は、それほど気になるものでもないし、受け入れてくれるものだ。深刻に考えず、楽観的に構え、フットワークを軽くしよう。

まだまだ、いい方法がある

 今日の最善は明日の最善ではない。一つの物や事が成し遂げられた(これはこれで素晴しい事!)としても、これ以上いい物・方法があると考え、更に先を目指すべきである。それも今すぐに、だ。どのように単純なものでも、奥が深いものであるので、漫然とやるのではなく、やり方を考え、工夫し、より良い方法を生み出していこう。

道端の石ころ

 商売は、道端の石ころでも、欲しいという人がいれば、売ればいい。そんな物でも、相手は価値を見い出し、欲するのであるのだから。しかし、実際には、道端の石ころなど、欲しがる人には廻り逢うことはないだろう。規格と量がある程度揃えば、バラストとして売れないこともない石も落ちているが、コンクリートの破片なんかは、金を払って持って行ってもらうものである。
 思い返してみて、あなたは道端の石ころを、丹念に集め、磨いている事が無いだろうか? それには、貴金属も稀少価値も無いことを知りながら…。コンクリート片は無理だが、もしかしたら磨けば光る石も、中にはあるかもしれない。しかし、それも稀だし、『大願成就の魔法の石』とでも売り出さないと、ダメだろうし、ブームになっても一過性に終わる。
 集めるべき、磨くべき石というものがある。だからといって、あらかじめ価値のある石、と言われるものを仕入れていては、商売としては甘い。価値ある石は、鉱脈を探し当て、掘り、磨き、売るものである。

まめに

 労苦をいとわないという使い方がほとんどと思うが、まごころがあること・まじめ・誠実という意味でもある。まず、まごころがあるからこそ、労苦をものともしない行動に出られるだろう。面倒がらずに、自分から率先して動く、手を動かす、コミュニケーションを良くする。『へたの考え、休むに似たり』じっと考えているより、動こう。速攻だ。

一つ上の立場から見る

 往々にして一つ下の目で物事を見がちである。それでは幅広い活動など、到底無理である。ビジョン・コンセプト・現状等と、一つ(以上)上の目線で見なければ、一歩先行く事は不可能だ。昨今のビジネススピードを考えれば、一歩先でも遅いぐらいだ。

しがみつかないで忠誠心を

 仕事は決して楽なものではない。だからこそ、成し遂げた時の喜びが大きい。その醍醐味を体験した人は、更に挑戦し期待に応えようとする。この姿勢こそが忠誠心である。しかたなく働く事は、しがみつくことだ。自分自身のためにも忠誠心を持とう。

強い心を持て

 体の体力はもちろん、心の体力もつけておこう。あらゆる状況にも負けず、誇りを持つ。自分の判断力や決断力に自信を持てるようになれば、強い心になれる。こだわっていては、一つのことに囚われ過ぎる。変化を恐れずにチャレンジし、しなやかにこなす。夢や目標を掲げ、仕事の先にはお客様の笑顔を想像する。強い心もちで、モチベーションを維持しよう。

複線思考

 集中的に取り組まなければならないものを除き、同時並列処理できるようになろう。時代は Time is cost である。物事をひとつ一つこなしているだけにせず、歩きながら考えられるようにトレーニングしよう。

取りかかりの情報提供は1分以内に

 要点をまとめ、わかりやすく相手に伝えるようにすれば、おのずと話しは短くなる。ダラダラと相手に話しても伝わらないし、困るだろう。相手がその詳細を聞きたがってからはじめて、説明を続けるようにしよう。必ずしもあなたの話しに興味を持っている訳ではない。

誰も見ていないところで

 ひとりの時間は、何かを感じたり、物事を深く考えたり、誰にも邪魔されずに、自身を高める為に使おう。それは、誰も見ていない時に、がんばるということだ。自分自身には嘘はつけない。まっすぐに過ごそう。

忙しいは頭ゴチャゴチャだから

 仕事(何事でも)に優先順位をつけよう。すると、とにかく忙しい、何も進まないという状況を回避することができる。人間は、一度に一つの事しかできない。同時にできないからこそ、一つ一つの事をこなしていかなければならない。だから、やるべきことを、勇気を持って、優先順位をつけてしまおう。

少なくともベターだったんだよ

 がんばってみたのに、評価や結果が散々だった、なんて事がある。でも、振り返ってみて、「うーん、あの時は怠けてたなぁ」ではなく、「がんばったのにぃ」と思えるならば、大体の場合、あなたは『その時』少なくとも『ベターな選択』をし、それなりの『努力をした』のだ。誇りを持っていい。ただ、今回は『力及ばず』残念な結果に終わってしまっただけだ。
 「あぁ、あの時、こうしておけばよかった」と、後から思うこともあるかもしれないが、後悔する必要は無いし、とやかく言われる筋合いも無い。なにせ、あなたは、その時はベターな選択をしていたし、それしか手が無かったのだ。今、その手が見つかったならば、それは成長した証しで、次回、それを使えばいい。
 次回が無いかもしれないし、もう手遅れな事だったかもしれない。結果が求められる時世に、呑気に聞こえるかもしれないが、そうこうしているうちに、結果は付いて来る。いや、向こうからやって来るはずだ。なにせ、あなたは、いつもベターな選択をしているのだから、良い方へ行けないはずがない。

誤解されないように

 そんなつもりじゃなかったのに、という事がある。言葉はイメージと幅を持っているので、受け取り方ひとつで、誤解を生む。コミュニケーションエラーは避けにくいが、相手の反応を素早く読み取り、フォロー、この場合は、その説明をしていけば、相手を傷つける事はないだろう。相手の心を感じながら、話しをしよう。
 相手と直接、話しをする場合ばかりではない。FAXや電子メールなどでは、こちらの表情も相手の表情もわからない。電話では、かろうじて声のトーンがわかる程度である。細心の注意をはらい、コミュニケーションをとろう。

真似てみる

 物真似をしながら、それを自分の中に取り込んでいこう。良い行い、物、方法、真似をしてみなければ、わからないことがあるだろう。基礎が覚えられるし、応用力もつく。結果を手っ取り早く得るだけの猿真似にならないようにしよう。言葉を覚えるのだって、最初は親の模倣である。模倣を良い方向で活用しよう。

組織人として人格を磨く

 組織は人の集まりなので、一番問題になるのは、人間関係である。揉め事を克服していくためには、自分が人格を磨いていくしかない。強い組織は、人格者がリーダーとなり、引っぱっていく。するとメンバーはリーダーを守り、そしてついていく。最終的には完成された組織になる。人格を磨くことは、組織の中で、最も重要な事の一つである。

土俵の真ん中こそ、土俵際

 土俵際にきてから泡を食うことがないだろうか。あらかじめ分かっていても、行き詰まってからしか行動しない人がいる。土俵の真ん中にいる時こそ、常に余裕が無いと考え、窮地に陥る前に、事前に手が打てるようにしておこう。安全弁を置き、早めの準備で事を進め、安定したものにするのだ。

迷ったら原点へ

 行き詰まったり、妥協しなければならない時に遭遇しても、あわてず、原理・原則に照らし合わせ、どうすべきか、考えて判断しよう。浮き足立った考えでは、後で失敗しがちであるし、無定見と言われても仕方がない。真実は?公平か?〜のためになるのか? ぶれることのない基準で、物事を判断するために、原点に戻るようにしよう。

気付けば、それがあなたを助ける

 大切なものの存在を気付けば、失わないうちに、それを大事なものだと思える。健康のありがたさ、友人のありがたさ、周囲の人々のありがたさ、他にも沢山のありがたい事や人があることだろう。成功していたり、元気なうちは気が付かないのかもしれない。失敗を繰り返したりするからこそ、問題点が見えてくる。ハッと、目が覚めるような気付きを大切にしよう。

パフォーマンスを向上させるには

 良い仕事は、良い人が連れてくるので、良い人脈を大切にしよう。そして自分がベストを尽くしていれば、それを見ている人が必ずいるし、ピンチの時は助けてくれるだろう。だから、途中で諦めずに進むことだ。

時間を捧げる時期

 一生のうちに仕事ばかりしている時期があってもいいのではないか。その時、積み重ねたものが、一生に返してくれるものは、とても大きいはずである。ふんばって、時間を捧げる時を作ろう。

お金で買えない勉強

 〜とは、失敗のことである。成功するまでやれば、その途中で失敗がある。失敗は、一歩成功に近づいたと言える。へこむより、いい経験になったと考えよう。
 しかし、あなたは、お金で買えない勉強をしたと思えるかもしれないが、その後ろでは、その対価を払っている人もいることを忘れてはならない。だから、余計にそれを糧にし、同じ過ちを繰り返さないようにしよう。

偶然でできあがる人生

 あなたの人生は偶然の産物で片付けられていいのだろうか? 旅行に行くとき、全然予定を組まないことは無いだろう。どこそこに行きたい、見たい、体験したい、何か目的があるはずだ。それなら人生だって、どうなりたい、という目的や目標があって、それに向かって、予定を組んでもいいのではないだろうか。

眉間にしわを寄せて

 生真面目に仕事をしすぎる。お客様に喜んでもらえるアイデアは、しかめっ面では思いつかないだろうし、実行にも移されないだろう。お客様に喜んでもらえれば、支持をされ、最終的には利益となって返ってくる。面白いか、面白くないかを、ビジネスに持ち込んでみる。会社中が、面白がって仕事をできるようになれば、自分達も、お客様も活気に満ち溢れる。

わかんねぇーよ

 幼い迷子に「考えに考え抜いてどうにかしろ」と言うことは無い。必ず、迷子より知恵のある者、たいていは大人が導くものである。また、迷子にも作法がある。じっと仏頂面で居ても、周りは迷子かどうか、わからないので、いかにも『迷子である』事を主張しなければならない。それぐらいは出来るだろう。
 同じ迷子でも、前人未踏の地へと足を延ばしたい場合は、少し違うが、基本的には、地図の見方や危機管理の方法を多く知っている者が、“具体的な”アドバイスなり、一緒に“具体的な”進路を考えるものである。丸腰で冒険に行かせることは避けなければならない。

顧客の足元を見るな

 弱みつけ込んで、商売してはならない。顧客が損をした場合、それは恨みになって、広がることだろう。逆に、顧客の為を思い、商売をすれば、永続する。

ガラッと変われる?

 セミナーの謡い文句に「このセミナーで、人生がガラッと変わる」というたぐいがあるが、全てがガラッと変わると思っているのであれば、大間違いだ。今までできなかった事が、1回や2回のセミナーで、出来るようになるだろうか? 無理である。結局は、一歩一歩進んでいき、一歩一歩変わっていくしかないのである。今日も明日も、その努力を積み重ねる事で、いつかガラッと変わっているのである。

天職発想を

 どんな仕事でも、これこそ天職だと、考えることができれば、興味が湧き、眼力も秀でて、活き活きしてくる。ありがたがってそれに打ち込もうとすると、人相だって良くなる。誰でも好きなことばかりして、生きていけるとは限らないので、その時に不満を持つのではなく、天職発想をできるように努力しよう。

教育と養成

 教育とは、コアの部分の質を変えることである。量を増やすことは、養成である。まずは、根を変え、そして育っていくようにする。変わることは、恥ずかしいことではない。

先人はお見通し

 長い間連絡をとらなくても、親は子供の状況が一目でわかるという。それだけ、見ているし、見る肝のところがあるのだろう。社会においても、先人・先輩は、後輩をよく見て、面倒を見よう。それが務めだ。

不可能は永遠にできないこと?

 可能は、比較的すぐにできること、と考えれば、不可能は、比較的時間がかかるができること、と考えることができる。可能・不可能で割り切るのではなく、時間のかかるもの・かからないものと分別し、実現主義になろう。

5つの財産

 人の財産には、5つある。時間・活力・技術・集中力・想像力。これらが融合して人は生きていく。ただし、時間だけは自分では巻き戻したりできないので、有効に使うことにしよう。

臆病?慎重?

 最悪の事態を考えることは、悲観的・臆病・弱気などと、ネガティブに捉えがちだ。しかし、慎重で、繊細、問題を解決できる手段を予め予測できるなどと思えれば、脳天気ではない楽観となり、躊躇せずチャレンジしていくことができるようになる。慎重で臆病であっても、悲観的でないかぎり、伸びていくだろう。

人の堕落に限界はない

 これ以上悪くなりようがない。と思っていても、人はどんどん落ちていく。ネガティブな態度で、責任転嫁を続けていては、可能性を失ってしまう。
 外側の原因のせいにせず、自分の人生に責任を持ち、わずかでも良い面を探す。状況を好転させるには、自分に対する規律が必要である。

ビジネスは人と人

 人間関係は必ずしも表立った会話で成り立つものではない。日頃の関係づくりが、それを築いている。育まれているといった方が良いだろうか。商売は、商品とお金のやり取りだけではない。

自分の物差しだけで判断しない

 人を評価・判断・決断しなければならない場面がある。その時間があまりにも無い場合を除いては、自分の物差しだけで判断を下してはいけない。あなたの判断は間違っている可能性を含んでいるからだ。必ず、相手の物差しの単位を見極める努力をする。
 自分の能力・身体的能力・文化的背景等を基準にし、強要することは、相手からも能力・身体的能力・文化的背景を強要されることに繋がる。それで双方が良好な関係になるだろうか? 相手の状況・状態も考慮に入れ、分析するのだ。自分はメートルかもしれないが、相手はインチかもしれない。しかし、歩み寄り(全てを受け入れる訳では無いが)変換する方法を見い出すことで、双方は共存できるのだ。
 時には長さの単位の人もいれば、体積の単位、時間の単位を使っている人もいるかもしれない。だが、それはそれとして、「よくわからんが、そういう人もいるんだ」と、理解はできなくても、認識することぐらいはできるはずだ。自分の物差しに合わないからといって、ダメの烙印を押すことは避けなければならない。それより、自分に無い能力や思考を持つ人と考え、それを活かす方法を見つけ出すと建設的である。

それでこそ青春

 全力で打ち込める自分の道・使命・理想を見つけることだ。足下を掘れ、そこに泉がある。不完全燃焼せず、眠っている鉱脈にあたるまで、邁進しよう。

〜では人の心は動かない

 受けうりや、真似では人の心は動かない。どんな名曲のフレーズを用いて曲を作っても、それは盗作になるだけだ。どんな名画を模写しても、単なる偽物である。それらの様に、言葉や行動も、単に真似をするだけでは、感動を与えることはできない。

一陽来復

 禍い転じて福となす。『一陽来復』暗雲に一筋の陽が差し込み、再び春を迎える再出発への道が開ける。窮境に立たされることも、しばしはあることだろう。しかし、人は悲観の中から、人生の深さを知り、世間の味わいを学びとることができる。身をもって知ることが大事。そしてそれを得難い体得の機会と捉えれば、勇気・元気・新しい知恵の一つも出てくるものである。

自信と困難が潜在能力を育てる

 絶体絶命の危機を脱しようとする時、人間に備わっている本来の力が発揮される。起死回生しようとするのだ。
 そして、自分には潜在能力があると、確信する。他人の力をあてにせず、自分で難局を乗り越えようと考えられるようになると、自信が持てる。一挙手一投足が自信に満ち溢れ、光り輝くことだろう。

グランドデザイン能力

 ビジネスにおいて、どのように進めて行くかを、しっかりと想い描くことを、『グランドデザイン』と呼ぶことがある。どのような物を作るのか、どのように交渉するのか、その条件は、とあらゆることの地図を作っておく。また、日頃から意識して行い、その能力を体得しておこう。

陽転思考

 泣いてもいい、愚痴をこぼしてもいい、しかし、それをいつまでも引きずるのはやめよう。出来るだけ早く切り替え、人よりも前に進む。すると、より多くの時間を前進するために使える。

百を知るより三を実践

 わかるとは、聞いたこと、知ったことを実行することである。多くを知っているが、何もしないのならば、宝の持ち腐れであり、少しのことでも、しっかりと実行できる方が良い。誓いを立てても行動、実践しなければ、意味がない。

日本人の強みを活かす

 外国人から見た日本人の(ステレオタイプではあるが)印象は、異文化の取り込みがうまく、勤勉で、高潔な性格を持ち、和を尊重する、というようなものである。非常にポテンシャルが高く、これらをうまく活かし、先進国と呼ばれるようになれた。物質的なものではなく、人的なもので伸ばされたと言っても良いだろう。グローバル化していく世界でも、今後も強みとして活かしていくことが、更なる発展に繋がる。

惚れて打ち込もう

 自分の未熟さを他に転嫁せず、正面から取り組み、一層の努力をするように、気持ちを切り替えることが良い。会社に、仕事に惚れ、軸足を置き、お客様のために役立つようにするのだ。自分の利益は必ず後からついてくるので、自分を優先させる必要はない。

否定からは生まれない

 否定的なことを山盛りにしても、何も生まれず、発展などありえない。否定的な事柄でも、それを参考・判断材料にして、改善点を挙げ、肯定的なものへ変えていく。肯定的なことからは、次のアクションが生まれる。

橋を焼く

 すなわち、逃げ道を一切残さないことだ。逃げ道が全くなくなれば、自分の持てる力を全て使って、前進あるのみになる。脇目も振らず、真剣に取り組み、一歩下がって状況を眺めるような、日和見主義に陥らないようにしよう。取り組む気持ちが強い人だけが、成功する。

If you can dream it' You can do it.

 ウォルト・ディズニーの言葉である。人間が夢見ることで、不可能なことは無い。本当に実現できないことは、夢にもならないのである。昔は飛行機・宇宙船が飛ぶとは信じられなかった。でも、今では実現されている。昔は『○○ができるとは信じられなかった』ということが沢山あるだろう。夢は必ず実現できる。それを明日に向かう力にしよう。

大我に

 『大我』とは、仏教の言葉で、宇宙から見て小さな存在である自分という考え(『小我』)を捨てて、人のために尽くすことで、より自己を満足させていこうとする自分のことを指す。自分の存在意義をどこに置くのか? 辛い仕事や、好きではない仕事を命じられ、必死に働くことでも、家族や同僚・上司に喜んでもらえることで、充実感を得る人もいるでしょう。
 自分だけの満足感を追うより、一人でも多くの人に喜んでもらい、信頼され、可能性が開けてくる生き方の方が、深みのあるものになるのではないだろうか。

後悔はしない

 失敗したとき、反省ばかりしてはいけない。後ろ向きな反省は、後悔へとなり、心が止まってしまう。反省するときは、客観的に原因をあげ、次に活かすようにする。もっとうまくいくためには、どうしたらいいか、という参考材料にしよう。また、失敗は、その方法ではうまくいかないということを知ることができる、絶好のチャンスととらえよう。

ギリギリの状況に身を置く

 生物にとって直感は、危機的状況を回避する能力である。楽に生きていると、その直感は鍛えられず、麻痺してくる。直感・五感をいつでも働かせられるようにするために、自分にとって『危ない』『ギリギリ』の状況に、身を置いてみるようにする。アンテナを張り、鈍感にならないようにしよう。

工夫がないことを恐れよ

 失敗したら、やり直せばいい。やり直してもだめなら、次は工夫してやってみる。先例を打ち破る新しい方法を、考えて工夫してみるのだ。失敗を恐れるよりも、新たな道を開こう。わずかな工夫の積み重ねが、今日の大きな繁栄である。

挫折を面白がる

 挫折の連続かもしれないが、だから人生、面白いのである。挫折の中にこそ、学びがある。思い通りにいかないことや、障害があると、自分を否定したり、状況を恨んだりするが、それでは不幸になる。挫折を感じたときにこそ、自分に足りないことが見つけることができる。また、やり直せばいい。

なぜ、と問おう

 素直で私心無く、熱心ならば、『なぜ』と問うネタは山ほどある。毎日を凡々と過ごし、なにも問うものがなければ、10年たっても、何年たっても、進歩のない人になっているだろう。進歩は、すなわち『なぜ』であり、そう問うことから、繁栄が生まれる。

名刺入れはOK?

 ちょっとした小物ではあるが、初対面の時に、必ず相手の目に触れるものである。薄汚れていたり、以前もらった名刺がパンパンになっていたりしていないだろうか? ネクタイや靴などと同様に、気を使おう。名刺が沢山入れっぱなしでは、名刺の整理も出来ない、という印象や、相手を大切にしない、と思わせてしまう。また、薄汚れているのと、使い込んで味が出ているのとは違う。どちらも必ず改善しよう。

前に進む?進まない?

 いつまでも、話しが平行線をたどり、前に進まない、なんてことはないだろうか? 相手は「結局、なんなんだ?」と思って不安感だけが増進される。また、相手の言いなりになって、要求をなんでも呑んでしまっていないだろうか? 商談を成立させることしか頭になければ、主導権を握られ、精々買いたたかれるのが落ちである。もっとも、良いのは、相手の需要を的確に把握し、同等な交渉に持っていくことである。時には、自分のペースに巻き込み、相手に間を与えない程、押すことも大切だ。

なんとかしていく

 あなたの人生のなかで、やれることは限られているのだから、グズグズ言ったり、ヤダヤダと言ったりして、配られたカードに文句を言っていないで、手持ちのカードでなんとか勝負していくしかない。それだったら、がんばって生きていった方がいいのではないか。

無い袖は作れ

 条件が整ったからといって、事が実現するとは限らない。無いから、足りないから、作ったり、補ったりするのだ。足りないからこそ、考え、悩み、創造することができる。ハードルがある程、良い方向へ行くかもしれない。

ゴールを定める

 目的を実現するためには、ゴールを設定し、集中し、達成しよう。出来るという信念。真剣に取り組む。必要なら大それた行動も辞さないほどの、行動力と意思をもって、成功を目指そう。

五感で感じ、心豊かに

 見えない・聞こえない・話せなかったヘレン・ケラーが、森を散歩してきた友人に、何を見てきたかを尋ねたら、その友人は、別に何も、という返事であった。彼女は、一体そんなことがあるのか、と非常に驚いたという。
 ほとんどの人は、五感をフルに活動させて、情報を得ることができる。しかし、普段何気なく過ごしていると、いろいろな事を流してしまう。もったいないではないか! 五感を持っていることに、素直に感謝し、喜び、それを活用しよう。もう一度、見慣れている風景、人、物、沢山ふれあおう。

志を立てよう

 本気になって、真剣に志を立てよう。立てれば、事は半ば達せられたといえる。道を失い、挫折することもあるだろう。道が開けないのは、弱きものがあったのではないだろうか。過ぎ去った事にはこだわらず、愚痴を言わず、他をあてにしない。実行あるのみだ。

仲間内でケンカしない

 1本の葦はすぐ折れるが、100本の葦を束ねると非常に丈夫である。犬の群れは犬だけ置いておくと、お互いケンカするが、狼が現われると、お互いのケンカをやめる。
 企業活動では、他社は全てライバルである。厳しい状況にどんな会社でも置かれている。そんな中でも、仲間内では、結束を強め、お互いがケンカすることのないように、心がけよう。

誰かが見ている

 良いことも悪いことも、誰かがきっと見ている。会社の外でダラけていないだろうか? どんなに繕っても、その人の裏側を見てしまった様な気になってしまったら、取り返しがつかない。なによりも、あなたが良い生き方ができない。逆に、誰も見ていないからこそ、善を積もう。

同行二人

 お遍路さんが四国88ヵ所を回られるときに、弘法大使、空海といつも一緒だから自分は安心して回ることができる、という意味。

才能

 才能とは、自分自身を信じる力だ。自分(の脳味噌)を信じきる。現状に満足することなく、発展途上なんだと思い、そして素晴しい人生になると決めてかかり、逃げないこと。

卒啄同時(そったくどうじ)

 卵のなかでは雛がくちばしで、卵を割るように内側からつつく。親鳥は、卵の外からつつく。同時のタイミングでつつかないと、雛はかえらない。タイミングの大切さを表わした言葉だ。何がいま一番自分または世の中に大切なのか、それを読み取る力が必要だ。アンテナを鍛えよう。

全体の中から自分を見よう

 『個が集まれば、全体となる。この時、個は全体の一部にすぎない』が『いかなる個が存在するかによって、全体が変わる』(ホロンの法則) 全体と個の関係は複雑である。全体の中で、自分が置かれた状況を正しく理解し、自分ができることや、求められていることを把握し、実行しよう。メンバー一人一人によって全体は変わる。それぞれが互いに影響を受け合い、個性・自己主張が折り合って、良くも悪くもなる。自分中心に見ないで、違う風景を眺めてみよう。

試行錯誤は無駄ではない

 仕事は『片付けられる』ものばかりではない。それが完結するためには、やり方も答えもわからない仕事がある。その時は、試行錯誤をするしかない。いろいろ試み、失敗を繰り返しながら進んでいくものだ。そのため、一見無駄に見えることが出てくるかもしれないが、それは必ず糧になっている。もしダメだった仕事があっても、次の仕事でうまくいくかもしれない。その原因は、前の『ダメだった仕事があって』なのかもしれないのだ。見返りは計り知れない。 

がんばり続けるのは難しい

 3日坊主という言葉がありますが、がんばり続けることの難しさは、誰でも経験のあることでしょう。人は結果を早く欲しがる傾向にあるが、そうはいかない場合が多い。しかし、投げ出してしまう訳にもいかない。それならば、短期目標を立て、投げ出さず、集中できる期間を設定しよう。投げ出して、スタート時点よりも、後戻りするより、良いではないか。もったいないぞ。

性格なんて変わらない。だから…

 謙虚さや素直さが無ければ、忠告は活かされない。かなりの客観性を持っている意見なのに、受け入れられなければ無駄である。性格上の問題点を指摘された場合は、かなり厄介だ。それは、生まれてから死ぬまで、ほとんど変わることはないので、本人が厳粛に受け止め、意識して、強い意思を持って改善に臨まなければ、無理である。忠告を受け止めよう。
 ただ、少々の問題点に囚われ、多くの力を使うのなら、自分の長所を伸ばす方に使った方が、ベターだろう。ただ、改善点を忘れてはいけない。

自分との約束も守る

 誰でも、他人との約束は守る(守ろうとする)だろう。しかし、自分との約束は守っているだろうか? それが自己管理というものである。目標をアポイントメントと考えれば、それを守るようになれる。具体的でリアルな約束を立ててみよう。

話すことの倍、聞こう

 耳は2つあるが、口は1つ。つまり、話すことより聞くことが大切だ、と思えばよい。相手の話したいこと、欲しいこと、なにもわからないで、闇雲に話すより、相談にのってあげるように、親身になって聞けば、相手の欲しい答えを返すことができて、話しが進む。相槌をうまく打ち、同調し、そして質問は短めに投げかける。聞き上手になろう。

笑顔ですべてが好回転

 「笑う門には福来る」笑いは一種の気分転換技術であり、陽気に強気に希望を持てるようになる。また、笑顔の人には、人が集まる。動作と感情は平行するので、無理にでも笑い、快活さを取り戻そう。

短更(たんこう)は深井(しんせい)の泉を汲むべからず(孫子)

 短い釣瓶縄しかついていないものでは、深井戸の水は汲めない。未知の領域に到達するためには、その深さを知り、必要な縄を編まなければ、目的のものを得ることはできない。また、一度水を汲むことができても、井戸の水の水位は変わるものである。その時々の変化にも対応できるよう、常にアンテナを張り巡らしておかなければならないだろう。
※正確には更の字は、糸辺に更である。

自分のコアを見つめる

 会社や上司のこと(外)ばかり見て、不満をもらしたりしていないだろうか。周りを気にする前に、自分(核)を見つめなおしてみてはどうだろうか。自分の中に眠っているものを掘り起こせるかもしれないし、自信のなかった自分を信じることができるようになるかもしれない。まずは自分だ。他力本願で何ができる?

甘〜い

 細心の配慮を怠らない努力を続け、『脇が甘い』なんてことのないようにしよう。手を抜かず、打つべき手は全て打つ。極めて難しいが、機会損失を最小にするには、努力する他ない。

低重心

 敗れる・負ける・悔しい思いをする。肝心なのは、ものの考え方が変われるように、しっかりと心を痛めておけるか、一生消えない屈辱の傷を持っていられるかである。後にうまく事が運んでも、痛手を忘れないでおかなければならない。深く・低く・落ち込んだ心をとどめておこう。(落ち込んだまま、という訳ではない)

パターンをつかみ、先読みする

 人の心の動きのパターンを見つけ出し、それを手がかりにすれば、その後の行動が予測できるようになる。察しがいい人は、相手のパターンを把握している。数多くパターンを習得しよう。言わば『プロファイリング』である。

話せば通じる

 人間と人間であるから、心から話せば通じる。何事も隠さず、落ち着いて、感情的にならず、さらけだせば、わかってもらえる。テクニックだけでは、たちまち見破られ、信用を無くす。

限界意識を持たない

 「どうせダメだ。」何度か挫折を経験すると、自分の枠から抜け出せなくなる。しかし、内容はともかく、夢を持ち、それに向かっていくと、限界がなくなる。実現可能か、どうかなど考えず、叶えたい夢を持ち続けることだ。不思議なことに、人間は実現不可能な夢なんか、絶対見ないものである。できれば大きな夢を持とう。

物事の優先順位

 時間をどう使うか、その優先順位を決め、すべての人に平等にある時間を、有効に活用する。時間は価値を生み出す資源と考える。そして、メリット・デメリットを考えるより、シンプルに優先順位を決めてしまい、モタモタしないで行動に移すとよい。

待たせたくない

 相手を待たせないことは、相手の時間を大事にしていることだ。「待たせたくない」と思うようになると、相手を思いやるので、いつもよりスピードアップできる。遅いのがわかっている人は、人より早起きして、先に準備を終え、あとは余裕で待っていられるようになろう。誰かのために、スピードを出そう。すると、相手からの思いやりもいずれ返ってくることだろう。

他人に管理されるんじゃない

 上司の指示にしたがっていれば楽である。しかし、人に言われたことしかやらないのは、アマチュアである。最低限守るべきことはあるが、自分の考え、個性を打ち出し、実行していくのがプロである。但し、自分流を貫くためには、それ相応の責任を負うことになるので、自己管理を徹底し、失敗を繰り返したりして非難の的になることを避けなければなるまい。厳しいが、その先には前人未到の領域が待っているだろう。

時間からスタートする

 計画からスタートしない、仕事からスタートしない、時間からスタートするのだ。何に時間がとられているのかを明らかにし、非生産的な事項を避ける。最後に、限られた自由な時間を使うのだ。
 何が一番重要な資源か? それは時間だ。調達したりできないし、簡単に消滅し、蓄積もできない。物事を進めるには、時間を必要とする。どうにもならない時間を、優先すべき重要なことに、傾けるべきである。

長所を伸ばす

 『人の一寸、我が一尺』他人の欠点は、ほんのわずかでも、目につくが、自分の欠点は、大きなものでも、気がつかない。自分のことを棚に上げて非難することのないようにしよう。周りを不快にさせているだけでなく、自分からも遠ざかっていってしまう。
 相手の欠点が気になったら、それは、反面教師だと思おう。人の振り見て、我が振りなおせ、である。そして、難しいことかもしれないが、長所を引き出し、伸ばすことをかんがえよう。

もうひと工夫しよう

 そつなくお客様と接することには、普段から気をつけていることだろう。しかし、もうひと工夫することで、売れるようになるかもしれない。「もしも」を想定しておいたり、見逃しがちな点を予め克服しておく等、できることは山ほどある。印象に残ることや、感動を呼ぶこと、地道な働きかけで信頼を得るのもいいだろう。お客様に合わせるもよし、自分の得意な分野を活かすもよし、アイデアをしぼってみよう。

重要な『人の名前』

 相手を「お客様」とか「課長」とかで呼ぶより、名前で呼んだ方が、関係が親密なる。逆にビジネスシーンにおいて、相手の名前を忘れたままにしておくのは、明らかにマイナスだ。名前で呼ぶことは「他の誰でもありません、あなたですよ」というメッセージが込められ、相手の受け取り方が大きく違くなる。

マスターマインド

 自分の人生にとって、良い影響を与えてくれる人を、マスターマインド又はメンターと呼ぶ。人生を最良のものにするには、たくさんのマスターマインドが必要だ。積極的に見つけ、その人達の話しを聞き出そう。他人は全てが我が師である。

まごころを基本理念に

 商品が優れているのに加え、営業マンの人間力で、成否が決まる。常にお客様の立場で考え、まこごろ・思いやりの心を持つことを徹底する。売りっぱなしにせず、ご意見はもちろん、クレームもしっかりと受け止め、おざなりにしない。どんなことでも真剣に対応する。顧客満足度を向上させよう。

ダメもと

 尻込みしてしまうことが多いことだろう。しかし、自分の経験を通じ、勘が働いて、自信をもって進められることは、ダメもとでチャレンジする価値がある。事前の調査や、考え過ぎで、出来ないと思わず、やってみると、いともあっさりしているかもしれない。自信と大きな希望や勇気があり、しかも賛同者までいてくれるならば、チャレンジしてみよう。

言ったつもりでは…

 きちんと言ったつもりでも、伝わっていないという経験があると思う。聞き手にも話しを聞くべき責任があるかもしれないが、やはり確実な伝達を心がけるのは、話し手であり、それを怠るのはよくない。相手にわかるように表現し、面と向かって上手なコミュニケーションをとろう。
 その逆の立場に立ったとき、聞き逃さず、理解するようにしよう。コミュニケーションは双方向で努力してなりたつものだ。

あなたは○○ですか?

 「あなたは○○だ!」と忌み嫌われるものに例えられたとして、その言葉(事柄)に悩まされることがないだろうか? それでは「あなたは、その○○ですか?」、違うと答えるならば、そんなことで悩む必要はない。自信とは自分を信じることである。自分の思考、感情、行動は、まさに自分自身であり、誰のものでもない。恐れることはなく、ネガティブな思いから解き放たれ、自由に動きまわれるようになろう。

上役になるほど大変

 上役は部下の幸せを常に願い、そのために全力を注ごう。そして、部下が幸せになれたら、その残りカスを自分のご褒美にする。それが上役たるものである。

時間ケチ

 極端な例かもしれないが、待ち合わせの時、自分が遅れて行ったほうが、自分の時間が無駄にならない、なんて考えていないだろうか? 昨今、お金で時間を買う、という表現ができるぐらい、(有効な)時間は大切なものとなった。自分の時間を有効に使うのは当然かもしれないが、誰かの時間を無駄にすることなく、しかも、誰かに時間をプレゼントできるようにならなければ、時間にルーズな人になってしまう。相手を尊重すれば、おのずと時間をロスさせることはなくなる。

自分が中心ではないぞ!

 何事も自分が中心ではないことを理解しておかなければならない。「自分のメリット」を確実にするのではなく、「相手のメリット」を第一に考える。そうした、人の進歩と幸福のために、献身的に身を捧げる、利他的思考ができる人になろう。だれかに手助けをすれば、あなたにもだれかが手を貸してくれることだろう。人は『自分が一番大事』という生き物である。だから、利己主義に舞い戻ってしまわないように、常に自分を確認しよう。

コンプレックスを見直そう

 ネガティブになりがちなコンプレックスであるが、はたしてそれは本当に欠点なのだろうか? 自分のコンプレックスを挙げてみて、それをプラスの方向にもっていけないか、あらためて考え直そう。「ダメだ、どうにもならない」とヘコんでいては、本当にどうにもならない。いろいろな人がいて、バランスがとれている。自分の中にもいろいろな要素があるからこそ、あなたが成り立っているのだ。要は、そのバランスを調節することが、うまくできるか、どうかである。

A41枚を舞台にして書類を書け

 ワープロで仕上がっていればいい、という時代は終わった。相手の心をとらえる文章が必要だ。そのためには、わかりやすい文章のリズム感はもちろん、インパクトのある見出しや写真、レイアウトも必要となってくる。そして何よりも、何を伝えたいか、を明確にして、読み手の立場に立って、文章を組み立てることである。沢山書いてみて、力をつけよう。

お客様のほうに向く

 商売は『どれだけお客様に喜んでもらえるか』である。しかし、それを実行(努力)している人は意外と少ない。ニーズをつかむ事が、重要だ。そのためには、目と耳で観察し続けることである。製品そのものや、競合他社の動向ばかりに目を向けていてはいけない。

待たれる人になる

 お客様の味方になれれば、おのずと『訪問することを待たれる』営業になれる。相手の都合を優先し、要望を聞き、ベターな提案し、情報に裏付けされたアドバイスができるようになろう。お客様の問題解決が、イコール受注である。

生き残っている人

 自分のポジションがつかめているだろうか? うまく行っているときに、勘違いして、ふんぞり返っていたりしていないだろうか? セルフコントロールして、自分をプロデュースできるようになろう。客観的に自分を見つめることで、判断や選択がより良いものになり、どう進むか、実現できるかの違いが出てくる。
 運もひとつある。だが、漠然と運は向いてこない。私利私欲だけではダメで、いちばん大事なものを求め、周囲を幸せにすることを考えよう。がんばった人には、きっとご褒美がある。

野次馬根性がネタを広げる

 出会う人、出会う人に、ぴったりのメリット情報が用意できれば、良い関係を築き上げる助けになるだろう。しかし、無限に思われるそれらを沢山集めておくのは、骨の折れる作業だ。(というより無理か?) だが、貪欲に情報を収集する努力を怠ってはいけない。そのためには、野次馬根性をつけ、何にでも関心・興味を持ち、吸収しようとする姿勢と、何にでも疑問を持ち、質問して、教えてもらうという行動力が必要である。

無理越え

 無理をして、さらに忙しくすると、慣れてきて、必ずそのサイクルに合った自分になる。がんばって忙しくなればなるほど、できることが多くなる。前を向いて忙しい時は、なぜか同じ時間が過ぎているのに、同じ1日でも、もっと要領良くなって、容量も多くなっている。
 自分が思っている自分の限界は、本当の限界ではないかもしれない。「もう無理…。」と思った時点からでも、まだ走れるのだ。そうすることで、人のキャパシティを広げてくれる。

相手のスピードに調節する

 人には、それぞれのスピード(テンポ)がある。それは、その人にとって、心地良い・丁度良い・何かをしやすい環境といえるだろう。そのスピードにあわせてあげることができれば、相手と同調し、より良い関係を築けるようになる。もっとも、それで自分がストレスをため込むようでは、マイナスであるが、いろいろなテンポを体感することで、それを体得し、自然に相手にあわせられるようになれば、苦にならなくなるだろう。
 しかし、これは、コミュニケーション上のことであって、仕事では、できるだけ速いスピードを求められていることを忘れてはならない。

心の琴線に触れる

 一日一日を大切にしていなければ、あなたは決して磨かれず、人の心の琴線に触れられる人にはならいだろう。一朝一夕には、無理で、How to的テクニックを駆使したところで、薄っぺらなままである。常日頃から、人生への心構えを持ち、努力し続けることだ。

意表をつくアプローチ

 話しを聞いてもらえなければ、なにも始まらない。無下に断わられることが多いかもしれないが、そこは工夫して『まずは話しだけ』からはじめよう。意表をつくアプローチを考え、話せる確率を上げるのだ。その確率が上がれば、商談へのチャンスが生まれる。

イメージを描いて

 お客様には、購入する事による利益を、イメージしていただくようにしよう。そのためには、お客様のニーズを知っておかなければならないが、質問をする時は、人間関係もしっかりと築きあげておかなければ、「買わされるのではないか」と緊張されてしまう。心のうちを素直に話していただけるようにしよう。

自分から変わっていきたい

 時代がどう変わっても、常に自分から変わっていきたいものだ。みんなが変わったから、「そろそろ…」というのでは、誇りを持てない。時代を見据えて、早く変わる、自分の意思で変わるようにしよう。

この世で一番…

この世で一番
 すごいのは、
心から「ありがとう」
 と、言える人。
この世で一番
 強いのは、
素直に「ごめんなさい」
 と、言える人。

想いやりの感性を磨く

 個人主義・自己中心主義な考えをしていては、豊かな人間関係が生まれることはない。嫌なことは嫌かもしれないが、それは本能的な感性から抜け出せていないだけだ。知恵を使って、本能と折り合いをつけるところに、想いやりが生まれてくるのではないだろうか。相手の一方的な甘えは断わってもいいが、真剣に協力を求めている場合は、その真摯さを想いやることも必要だ。

失敗とは部分的成功である

 失敗は役に立つ。少なくともこの方法では駄目なことがわかる。小さな失敗を繰り返しながらでも、進んで行けば、少しずつ修正し、成功へいつの間にか辿り着くことになる。失敗は嫌かもしれないが、成功の一里塚である。どんどん失敗を積み重ねていこう。

時間をうまく使おう

    ポイント
  1. 1回に1つのことを集中して行う。
  2. メールや書類の処理はその場でする。
  3. 仕事の優先順位を明確にする。
  4. 不測の事態に備え、余裕をみておく。
  5. 時間は全ての人に平等にあると思い、有効活用することを目指す。
  6. 砂時計等を活用し、会話の時間を制限する。
  7. 明確な締切を設定する。
  8. 正確な面会時間を通知し、厳守する。

手形(に限らないが)は厳しいぞ

  • 自給自足と思え…手形=食料とすれば、手形が現金にならなければ、干上がってしまう。手形が現金になるまでのスパンも考えておこう。
  • 売上100%回収150%?…売上があるのは当然として、それを逸早く回収できるようになろう。
  • お金が無いと生きていけないと思え

暇すぎて、それをしている暇がない?

 忙しい人ほど、物事をこなすことができる。忙しさのせいにして、行動しないということのないようにしよう。時間の使い方次第だ。

前進だけを考えよ

 「いま、直面している問題は、その問題が発生した時と、同じレベルの発想では解決できない。(アルバート アインシュタイン)」刻一刻と変化している世界では、現状を維持するだけの、生き残りを考えているようでは、衰退していく一方である。
 前進することだけを考え、習慣化することで、知性を得て(得るように努力する結果)、アイデアが湧き、正確な仕事ができるようになる。

自業自得

 悪い意味で使われることばかりの言葉であるが、本来は原因結果の法則である。組織の中では、ネガティブな自業自得に陥ることなく、周りに感動と感謝を引き起こさせるポジティブな自業自得を目指すようにする。常日頃、気配り、良い行い、それらが、因となり、得を生み出す。

身体全体で聴く

 通常、相手の話しは耳で聞く。それに加え、言葉にならない言葉、非言語である表情や態度、しぐさ、視線、声のトーンなど、注目し集中してみよう。視覚から得られる情報も、フルに活用し、『聞く』から、意識して『聴く』にしよう。

どうすれば良かったの?

 結論から言えば、買えば良かったと思う。何の話しかと言えば、こんな事である。Kずなり(仮名)氏のSテップワゴンが調子悪い(異音)ということで、馴染みの自動車整備工場に連れて行った。
 とりあえず、どんな症状か把握してもらうため、整備工場の若旦那を乗せて一回りすることになった。そして帰って来るなり、若旦那はSテップワゴンをリフトに載せ、リフトアップし、下回りを見た。エキパイと、ぶつけて曲ったロアアームバーが干渉しているらしいので、おもむろにバールを持ち出すと、それを間に突っ込み、隙間を空けた。これで加速時のカラカラ音は解消される。
 更には、エンジンフロア周りのプラカバーが割れて、ブラブラしているのを、タイラップとワイヤーで括りつけてくれた。
 懸念はまだあり、ヘッドカバー付近から漏れ出るオイルの事を聞くことに。しかし、「これ、ここだけオイル漏れ止めても、今度、他から漏れてくるよ。ちゃんと止めるならオーバーホールしかないけど、この車、相当来てるから、もう次の車、考えた方がいいよ。安く安くって、全然整備してないで、ここまで来ちゃった典型的な車だね。」とのお言葉である。クランクシールから漏れていたらお終いだなぁ、と私も思っていたのだが、ご臨終とは予想を超えていた。若旦那も、今日はここまで、という雰囲気だ。そして、工賃はいらないと言ってくれた。
 諦め切れないKずなり氏は、どうしてもオイル漏れを止めたかったらしく、どうにかならないかを尋ねた。若旦那は、オイルストップリーク劑でも試すしかないと、「こんなのだよぉ」と現物を見せてくれた。1本、2千なんぼの物らしい。すかさず私は「売ってもらえ。」と、Kずなり氏に言ったのだが、「OトBックスでも売ってますかぁ?」なんて言い出す。
 さて、何でここでストップリーク剤を買わなかったのだろう? ちょっと高いと思ったのだろうか? しかしだ、小一時間程、資格を持った職人が、手を加え、相談にのり、そして考え方によっては、数十万円もの出費を押さえてくれたのだ。例え、OトBックスより千円高くても、ただみたいなものではないか? というか、お薦めのケミカル商品が、探しにも行かず手に入るのだから、安いのではないだろうか? 職人一人の一時間の工賃を、普段いくら取っているのか分らない訳ではあるまい。
 若旦那から見れば、大した作業でもないし、次につながればいいなぁ、程度のことだったかもしれない。お馴染みさんの連れてきたお客だから、まぁいいか、ぐらいなのかもしれない。なんにしても、次につなげたことには変わり無い。ちなみに私は、もういくら払ったか解らないくらい払っている。逆に以前、私が仕事の依頼を受けた時は、遠慮せずに、いただいた。ちゃんと払って、もらう時は、がっちりいただくのである。一円でも安く入れて、一円でも高く売るのは、商売の基本では無く、商売の基本の延長上の話しだ。うまく買えない様だと、うまく売れない。なによりも、関係が築けない。一円二円の損得、金だけの付き合いになってしまう。

朗らかに

 何があっても、朗らかに、良い方向へと、前向き(楽天的)に生きていく。簡単なようだが、実は難しく、内面の強さが要求される。かなりの覚悟に裏打ちされたものがなければ、いつも笑顔でいられない。
 前向きの一念が、成功への原動力となり、導いてくれる。「あの人に会うと元気になる」と言われるようになれば、あなたも、あなたの周りも幸せになるだろう。

ビジネスマナーの一例

 基本は、相手に思いやりを持つことである。
  • あいさつ…上司に「ご苦労さま」と言っていないだろうか。
  • 報告…遅くないだろうか。期限日の午後2時過ぎになって「終わらない」では遅い。
  • 電話対応…保留にしないまま呼んだり、相手を待たせ過ぎていないだろうか。
  • 携帯電話…商談中や会議中に使用していないだろうか。相手の名刺に番号をいきなり書き込んだりしない。名刺に携帯の番号が書いてあっても、基本は会社にかける。
  • 来客対応…待たせ過ぎていないだろうか。フォローも責任をもって行う。
  • 名刺交換…名刺をテーブルの上に置く場合は、座っている席順に並べよう。広げ過ぎないように。
  • エレベーター…われ先にと乗り込んだりしていないだろうか。ボタン操作を率先しよう。
  • 席…床の間がある場合は、その前が上座、テーブルなら出入口に遠い方が上座。
    和室
    床の間
    出入口
    テーブル
    出入口
  • タクシー…お客様を一番奥へ。しかしスカートの女性を無理に奥へは薦めない。
  • 電子メール…砕けた文章を送っていないだろうか。件名は、用件がわかる様にする。重要な用件は電話で確認しておこう。
  • 手紙…緊急を要さない事で、相手にお礼の気持ちや誠意を伝えるには良い手段だ。人によっては、ワープロ打ちの手紙では、逆効果になる場合があるので注意。

信頼につながる接し方

  • 明るい態度…笑顔でハキハキ
  • 生き生きとした態度…表情、振る舞いが輝いている
  • ざっくばらんな態度…ありのままの自分で率直(馴れ馴れしくならないように)
  • 節度ある態度…親しき仲にも礼儀あり
  • 安定した態度…おだやかで、姿勢良く

貪欲に学ぶ姿勢

 好不調に関係無く、いいものへの関心を失わずに、取り入れる習慣が大切である。自分以外はすべて師という姿勢を持ち、絶え間ない変化に対応しよう。

より良くなる3箇条

  1. うまくいかない時は、あがかないで、ぐっと、じっと我慢する辛抱も必要。
  2. 何事も意味があると考え、悪い事が起きても、自分への警告と思う。
  3. ふと頭に浮かんだ事、感じた事を大切にする。自分が必要としている事である。

キャッチボールに例えると

 キャッチボールのコツは、相手が受けやすいボールを投げること。自分がどんなに凄い球を投げられるからといって、速い球やヘンな球を投げない。そして、相手(自分も!)を楽しませて、肩がこらない程度に、長くラリーを続けるのだ。

ある企業のトップのお話し

放っておかない
 わかりきっている事を、何かに理由をつけて、放っておくのはやめよう。いつしか、慢性化するし、また忘れてしまうかもしれない。そうすると、問題がそのままになってしまい、改善する機会を失ってしまう。
時代に乗ろう
 時代に取り残されてはいけない。今を知り、ニーズを知ることで、飛躍できる領域を活かすことができる。
情報は与えるから与えられる
 何事でもそうだが、与えるから、その見返り(?)に与えられるのだ。特に情報化社会の昨今では、情報は強力な武器であるし、戦略である。そんな重要なものを、もらえるばかりと考えていてはいけない。

自分を覚えてもらうには

 顔は忘れられてしまうことがある。印象づけようと、自分のことをあれこれ言っても、覚えてもらえないことが多い。逆に、相手の印象を話してみよう。自分のことを話されると、印象に残るので、あなたのことも覚えるだろう。

意外と『してほしい』ものだ

 余計なこと、かもしれないが、誰かに喜んでもらいたいという気持ちで、何かをすることは、リスクを伴うものの、良い行いである。相手は喜んでいるものだ。しかし怒っているかもしれないので、それはちゃんと察知し、次は違うアプローチをしよう。

姿勢や動作で印象を変えよう

 背筋を伸ばし、動作を機敏にするだけでも、いいイメージになる。それと、人生を前向きに生きる姿勢が、外面的にもいい姿勢を作り出す。良い姿勢、ギビキビとした動作を続けると、良い印象だけではなく、良い精神と肉体となる。

対話を

 組織を維持するためには、コミュニケーションエラーによる内部崩壊を避けなければならない。しかし、誤解や対立が生じた時は、まず、双方の言い分を別々の場所で徹底的に聞き、問題点(ほとんどの場合、些細だ)を見つけ、お互いを対話の席につかせることだ。話せばわかる。

学んだ事は活用する

 学校や社会で学んだ事を、単なる知識にとどめ、いつしか頭の中から消えていないだろうか。 もったいない。 知識は活かされる事で、力を発揮し、富にも変わるのだ。
 学ぶ時に、実際のどの場面で、どう使うのを想像しながらにすると、内容も頭に残りやすい。どう応用できるのかを意識して読むのだ。学ぶ事と、使う事の両翼があってこそ、初めて大きくはばたくことができる。

見慣れてしまっていないか?

 毎日見ている風景でも、目にしているはずなのに、詳細までは覚えていない。意識して見ていないので、本当は見ているはずなのに、見えていないと同然なのだ。景色だけではない。人間関係や、お客様のニーズ等々、いつも通りの中にも、変化を見つける、今まで見つけられなかった部分を見つける、時には頭をからっぽにして、観察してみよう。

人間的魅力

 説得力や信頼感が備わっている事が、ビジネスシーンにおいては、必要だろう。しかし、一朝一夕に身につくものではないので、普段からいいかげんな仕事をせず、その時、自分が置かれた場で、何をするか、積極的に行動するのが大事である。

想定外にも備える

 状況変化に即時対応できるメニューをいくつか用意しておこう。予期しない出来事もあれば、計画が突如変更になるかもしれない。計画を立てる時は、複数の道を作っておく。(しかし、考えすぎて、身動きがとれなくならないように注意) 用意周到にするには、知恵を生み出し、適度な緊張感も維持することが必要になる。さらに良い仕事ができるのではないだろうか。

クレームの解決

  1. お客様のクレームを最後まで聞く…50%解決
  2. 率直に謝る…49%解決
  3. プラスα…残り1%解決、そしてこれが満足に切り替わる
 何かで埋め合わせしようとか、お金で解決しようとかしてはだめだ。一番肝心なのは、心のねじれをほぐすことである。そして、担当のあなたが、最初から最後まで、面倒をみることだ。途中で他の担当に替わったら、あなたはチャンスを逃すことになる。

限りあることに目覚めよう

 ほとんどあらゆる事に限りというものがある。資源・時間・人手・資金等。しかし、それらをうまく使い、楽しみ、パワフルに生活することで、幸せを築き、張り合いをもって生きていければ、良いこと間違いないのではないだろうか。

「いろいろある」で止まらない

 会話の中で、つい「いろいろある」と言ってしまうが、その時点で思考が止まってしまうので、問題をあやふやにするのは止めよう。問題を再考するチャンスである。一つ一つ整理し、問答すれば、解決の糸口がつかめる。

日新たに

 人は現状に安ずる傾向にある。しかし、時は刻々と流れ、日は移り変わって行くものだ。だから、人も新たな時の流れに応じた、新しいものの考え方を、次々に創造していくことが必要だ。
 だが、それは簡単なことではない。現状を固定して考えず、柔軟な心を持ち、ものの善し悪しをスムーズに見極め、それを取り込めるように、素直な心で世の中を見よう。加えて知識を高めておくことも重要である。

謙遜は今やマイナスイメージ

 謙遜と謙虚は違う。謙遜することは、今では消極的なイメージにとられてしまう。自分の現状を表現し、精一杯やってみるという前向きな姿勢を示すようにしよう。

ヘタでも大成する

 欽ちゃんこと萩本欽一氏の言葉に「応援してくれる人がいたら、どんなバカでも、ヘタでも絶対に大成します。世話になった人には、お返しをしなきゃいけないでしょ。」とある。恩に報いる心があれば、必死になって修行し成功する。自分の為だけに動かないのだ。大勢の人がいて、自分が活かされていると思おう。

ありがとうと言い続けよう

 「ありがとう」と言っているうちに、心底からありがとうと言えるようになる。嫌いな人にも、苦手な人にも、だれにでも言おう。いずれ皆を好きになれるし、好きになってもらえる人になる。謙虚に、感謝を忘れないようにしよう。

メンターを得よう

 メンター(師匠)を沢山持とう。自分のキャリアゴールの為に、どんな事でもいいから、その道の師匠を持っておこう。生きていくうちに、いろいろな事があるだろうから、その経験や知識は必ず役に立つ。

組織の害になる人

 自分では、何もしないのに、人や組織を批評ばかりする、ネガティブな人だ。逆に、ありのままの本音で、組織に尽くす人を大切にしよう。

ビジネスの基本を続ける

 手法を追うだけでは、無理が出てくる。ビジネスの基本とも言える、お客さんとの人間関係の構築や、その道のプロとして、情報提供など、人に喜ばれる事・必要な事を提供し、相互関係を生み出していくことを、コツコツとやり続けると、育っていけるだろう。

満足しない

 世界のホームラン王の王氏に、「バッティングが簡単だと思ったことがありますか」と尋ねると、「そんな時期は全くなかった」といわれたそうである。技術向上にこだわり、現状に満足しない姿勢が、偉大な選手を作りだしたのである。

相手のシグナルがわからないうちは待とう

 失言をしてしまうと、取り返しつかないことになることがある。だから、相手の話したい事が把握できるまでは、相づちを打つなどして待とう。じっくり聞いているうちにわかってくる。要求や期待が把握できてから、そのこたえをしても遅いことはない。逆に、相手は話しを聞いてくれている安心感と、的確なこたえを得ることができる。

自分ならこうする、と言えるようにしておく

 会社が「君だけは、ぜひ在籍して欲しい」と思うのは、代替ができない人材(人財)なのだ。会社に必要な能力を持ち合わせている人である。与えられた仕事を効率よくこなす、それに加えて、専門的知識を持ち合わせ、経営者的な目線で、物事を考えられる必要がある。当事者意識を常に持とう。

次の弱点を克服する

  • つい値引きをしてしまう。 値引きや安売りをしなければ、売れないのは力不足である。他のメリットを提供できないだろうか。
  • 新規開拓ができない。 新規開拓を実施する日を決め、目標を設定し、挑戦することで、自ら開拓せざるをえない状況にする。
  • 目標が達成できない。 本当に買ってくれる顧客なのか、検討してみる。自分の行動パターンを振り返り、目標未達の時の繰り返しをしていないか、している場合は、変更する。

霧は必ず晴れる

 宮沢賢治の本に、こんな話しがあるらしい。辺り一面に霧がかかり、何も見えない。そして数多くの困難を乗り越え歩んで行った。ある時、霧が晴れ、視界が広がった所は、花咲く素晴しい場所だった。
 これは何を表現したかったのだろうか? 今はガムシャラにがんばり、それを乗り越え、ひとつ大きく成長することの大切さを解いているのではないだろうか。

お客さんに営業マンになってもらう

 お客様が満足して下されば、あなたの営業マンになってくれる。いわゆる口コミである。逆にクレームをおざなりにしてしまったりして、不満を残せば、マイナスの営業マンとなる。まだ、面と向かってクレームを言ってくれているなら、直せば済むことであるが、怖いのは何もあなたには言わず、どこかで悪口を言われることだ。お客様の影響力は大きい。

良いものは良い

 誰かがあなたに助言をしたとしよう。その受け止め方は、「いい助言をしてくださった、ありがたい。」「余計なお世話だ。」「いいことを言っているのは表面だけだ。」等、いろいろあるかと思う。しかし、不振や疑い、迷惑と受け止めるより、素直に感謝の気持ちで受け止める方が、良いものは良いと、はっきりと認識できるようになるのだ。
 助言だけではない。世の中に新しいものが出現した時でも、良いものなら取り入れられる。価値を見極められるようになるのだ。価値あるものを正しく認められるようになれば、人も物も一切のものが活かされ、より良い方向に進むことだろう。

ヘンリー・フォード

 有名な自動車王ヘンリーは、無学であることをマスコミに書き立てられた。ヘンリーに名誉毀損で訴えられたマスコミは、彼が無学であることを証明することなった。そして、ヘンリーに学校で習う問題を投げかけた。それに対して、全く答えられなかった。マスコミは彼を罵倒した。彼は怒り「馬鹿げた質問に全部答えようではないか、私のオフィスで、ブレインが私の替わりにどんな質問でも答えるだろう。私がどうして、そんな馬鹿げたことをイチイチ覚えていなければならないんだ。」逆に頭が良い人間ということを証明することになった。

できる

 消極的、否定的な言葉は禁句だ。「できる」と言えば、その通りになる。人は自分の思っている通りの自分にしかなれない。だから、一番好ましい自分を思うことである。可能性を封印してしまうことなく、何度失敗しても、努力しよう。一度できなくても、再度の挑戦でできてしまうこともある。

意識の改革は一瞬にしてできる

 まずは意識を変える。難しいことではない。自分の使命は『売ること』、自分は単なるサラリーマンではなく、誰にも負けない『営業のプロ』である、『必ず売ってみせる』という強い意識・意思を持つことだ。
 これらを反復することで、潜在意識へ根を下ろし、いつの間にか、最小の時間と労力で目的に達することができるようになる。

続けること

 やることなすこと裏目に出る、努力しているのにうまくいかない。こんな状況に陥ることもある。大事なのは、そんな時にも、志を失わず、根気良く地道な努力を続けることだ。そのうちに、周囲の情勢も変わって、成功への道が開けてくる。

本来、悩みなど無い

 あれこれと思い悩むのが人間だ。しかし、悩み、不安を感じつつも、一つの見方にとらわれないように、いろいろな考えを生み出すように努めていく。一見マイナスに見えることも、それなりのプラスがあるものだ。それらを道をひらく、人生の糧として役だたせよう。
 本来は悩みなど無い、と考えよう。すると、本来無いものがあるということは、自分がとらわれた考え方をしている、と自らを省みることができるようになる。

スーツは自分で選ばない

 自分に似合っていると思っている服を着ていると思う。しかし、それはイマイチかもしれないのだ。良いと思っているのは自分だけかもしれない。
 コツは、自分で服を選ばないことである。センスの良い人に選んでもらえば、当然お洒落になる。今の自分に合う服を選ぶのではなく、お洒落な服に自分を合わせるようにするのだ。経営もファッションと同じで、今の事業や規模に合った戦略を選んではいけない。個人としても、身の丈以上の事に進んでいかなければ、進化しない。

相変わらず?

 不況時には、自らの行動を改善しない限り、業績の上昇どころか、維持さえも困難となる。いかに効率良く行動できるか、厳しい自己管理や、高い目標にチャレンジすること等で、レベルアップが必要だ。現状維持や弁解(自己防衛)しているようでは、発展しない。自らを素直な目で捉え、謙虚な心で努力しよう。

なんだろう?

 『花』『葉』『枝』『幹』『根』。これらを何かに例えてみよう。花はなんだろうか? そうすると葉は? 状況や環境が見えてくるかもしれないし、頭の体操にもなる。いろいろと当てはめてみよう。

全てを記憶できない

 人は忘れる動物である。常にメモをとる習慣を身に付けよう。そして、いい話しを聞けたら、読み返すだけではなく、何度も書いて、自分の糧としよう。

高い問題意識を持つ

 常に「今のやり方でいいのか?」「改善点は?」と、高い問題意識を持とう。そうすれば、失敗があっても、その原因を追及し、対策を考え、成長できる。しかし、それを意識的に活用できないと、失敗を忘れる方向へ傾き、何度でも同じ事を繰り返し、成長できない。

ドライマウスを解消する

 口の中が乾いていると、思うように声が出ない。緊張したときになるようなら、あらかじめ解決方法を身につけておこう。
  1. レモンや梅干しを想像する。
  2. 自分の舌を軽く噛んでみる。
  3. 舌先で頬や喉の奥を押してみる。
  4. 頬の裏側を軽く噛んでみる。
  5. 舌先で犬歯をさわってみる。

※犬歯:歯の正面から横にずれたところの、やや尖った歯

悪い報告は早くする

 ミスやクレームを隠さず、早く『ほう(報告)・れん(連絡)・そう(相談)』をする。時間が経てば経つほど、楽に処理できたはずの事でも、手に負えなくなり、解決に多大な努力を必要とするようになる。上司への報告は通常なら日報などでするが、緊急な事は口頭ですぐにしよう。

一生は長期戦ではない

 生きているということは、命をかけているということだ。無駄に過ごす時間はない。打ち込み、日毎に輝いていけることを確信し、生きる目的が決まれば、誰もが凄まじい力が湧いて出てくる。100%迷いの無い人、腹をくくっている人、怖いものなんてない。残りの人生を「最高だった」と心から思えるように生きよう。
 ある居酒屋の看板に『酒を呑むのは時間の無駄。酒を呑まないのは人生の無駄』とあるらしい。酔い潰れ、ネガティブな気持ちを一時忘れるのではなく、人生を謳歌するための酒なのだろう。ダラダラと生きていられない。

聞き役に回る

 話しをするときは、押し引きのバランスに気を付けよう。しかし、話しがうまい人は、聞くことがうまい人でもある。そして、人は話しを聞いてもらいたいと思っているし、説き伏せられても楽しくないのだ。また、ネット等で情報が飛び交うなかで、相手は正確な情報を持ち、専門家なみの知識をもっている場合もある。いくら押し付けてもムリだ。
 まず、相手の話しを聞き、要望を見極め、流れをうまく作ってあげる。もちろん受け身一方ではだめだ。そして肝心な話しは、ここぞという場面まで温存するのだ。

プラス発想にするクセをつけよう

 心のもち方ひとつで、医学的にも体の状態が変わるといわれている。怒ったり緊張したりすると、ノルアドレナリンが分泌され、それが病気をもたらす。逆にいつもニコニコして、物事を良いほうへ考えられるようになれば、脳内は活性化されるホルモンが出てくる。楽しく健康に過ごせれば、仕事もプライベートも素晴しいものになるだろう。

断わられる理由を突き止めよう

 理由はいろいろだろうが、それを突き止め、改善することが必要だ。補足説明でそれらを補えることが多い。
  • 不安感
  • 金額
  • 納期
  • 競合他社との比較
  • 要検討と思われる
  • あなたの事が気に入らない

言うべきことは、きちんと言おう

 取引先との関係は、たとえ顧客であっても、言うべきことは、きちんと話すと、取引先と自社の両方に、合理的な恩恵をもたらす。はじめは解ってもらえなくても、それが効率化や品質の向上につながるなら、それは共存共栄への道であるので、根気よく理解してもらうようにしよう。

考えるとは

 情報の洪水の中で、考えることなく、過ごすのは容易だ。情報を見て、聞いているだけでも、一生かかってしまうだろう。しかし、それでは流されるだけだ。そうならない為には、考えるしかない。他の道を見つけ、歩んでいく為にはどうすればいいか、考えなければならない。考えても、大抵の場合は成功しない。そして疑問をもったまま生きていくのは、非常に困難を伴う。しかし、それで諦めてしまうのは、壁を作ってしまうことなのだ。頭を自由にして、考える事項を常に溜めておいて、努力・辛抱・根性で、答えを見つけるのだ。今からでも遅くはない、トレーニングをすれば、考えることは苦痛にならない。あなたを導いてくれるだろう。

もう一度会いたい人になろう

 人間関係を継続するには、もう一度会いたい人、でなければならない。その条件とは、
  • リラックスできるか
  • 会話がスムーズか
  • どの程度オープンか
  • 会話の衝突が少ないか
 このような時に人は、もう一度会いたいと思う。緊張する場合の多くは、「自分をかっこよく見せよう」など、等身大の自分以上のことをしようとするからだ。そしてそれは、相手にも察知されてしまい、ウソっぽい印象を与えるだろう。自分の実力の7割程度を見せるにとどめよう。

厳しい顧客ほど、あなたを育ててくれる

 無理難題ばかりで、一向に受注に結びつかない顧客もあるので、その場合は見直しが必要だ。しかし、耳の痛いこと、的確に本質を突いてくる顧客は、それだけ、あなたに期待をしているということだ。厳しく、レベルの高いものを要求する顧客に応えようではないか。

入りたいお店

 あなたが思わず入ってしまう様な店とは、どのような店だろうか? 清潔感、パッと明るい、又は落ち着いた雰囲気の明るさ、奥行き感、見やすさ等々、いろいろな要素があることだろう。そして、店内に入ったならば、その対応やサービスで、印象も変わってくる。
 営業マンは、言わば『移動店舗』である。それならば、あなた自身が店構えと考えられる。あなたは思わず寄ってきてもらえる店構えだろうか?

クレームの発生原因

 クレームが発生するのは、基本的には『営業マンの配慮不足』が原因となることが多い。まったく同じ商品を扱っていても、苦情が多い営業マンと少ない営業マンがいる。その差は、信頼の差である。それは日頃の行動によって左右される。苦し紛れの発言や、曖昧な部分を残したままだったりすることはないだろうか。
 お客様によっては、些細な事でもクレームになる事がある。しかし、それも相手の性格をよく飲み込んで、配慮を欠かせないことで、防ぐことも十分可能だろう。
 商品上の問題が原因の場合があるが、これもお客様への対応、そして、関係部門との連携を日頃から太くして、対応・対策の一本化をしておけば、致命的な結果になることは避けられるだろう。
 どのような原因であっても、営業マンは外からは窓口であり、社内へは橋渡し役となり、滞り無く進めていくことが重要である。

まず、自分を好きになる

 人を好きになる前に、まず、自分を好きになろう。意外かもしれないが、自分はダメな人間だと思うことは、傲慢である。反対に、自分は素晴しいと心から思えることは、謙虚なことと言える。あなたを生んでくれたのは誰だろう? あなたがもしダメな人間と思うなら、両親も否定してしまう。あなたは決してダメではない。欠点や至らない部分があるかもしれないが、それは改善すればいいだけである。そんな素晴しい自分を、まずは好きになろう。

小ネタでサラッと

 商談に入る前の雑談は、何も小粋なネタでも、ウケるネタでなくても良い。コケた時に悲惨だ。そんな事より、身近な話題を2・3交すぐらいで済まそう。長々と続くような話しや、議論に発展するような話し、相手が生返事な話し(興味がない)は避けよう。後に残らない程度の話しで十分である。

訥々と話してみる

 話し下手な人は、たどたどしくなりがちだが、そんな話し方でも悪いわけではないようだ。いくらうまく話せても、心のこもっていない言葉では、人は感動しない。しかし、どんなにたどたどしくても、誠実さや熱意が相手に伝われば、それで良いのだ。技術に頼らず、率直に話しをする。それがあなたのカラーとなるし、武器ともなる。

お悩みは?

 お客様の本音はなかなか聞き出せない。そこで、お客様の悩みを率直に聞いてみよう。もちろん人生相談ではないが、そこに相手が必要としている物(事)が見えてくる。

積み重ねが成功の鍵だ

 ビジネスは愚直に積み重ねることが必要だ。やった分だけ成果がある。才能は関係ないので、凡人と嘆くことは必要ではない。必要なのは、手抜きせず、謙虚に積極的に仕事をすることだ。

自ら見て知る

 どんなに新聞や本(その他のメディアも含む)を読んでも、そこで得られる知識や情報歯、所詮他人の受けうりにすぎない。しかし、自分の肌で見て、体験し、実感することで、真に洞察することができるようになる。情報が遅すぎることもないし、途中に人の手が入ることで、色がついてしまい、湾曲されていることもない。身近なところにも、世界が広がっているので、見渡してみよう。
 その後、そこから色々と連想していくのだ。あらゆる情報がリンクし、アイデアが沸き上がってくることだろう。

相手は何も知らない

 どうしたら相手に通じるか、ということを考えよう。唐突な話しをされても、誰でも困るでしょう。自分の知っていることも、相手が知っているとは限らない。
 更に悪いのは、「そんな事も知らないのか」というのが態度に出てしまうのだ。これでは良いコミュニケーションがとれない。相手にわかるように、通じるように、言葉を駆使して話すのが、良い話し方である。

相手の自尊心を傷つけない

 トラブルが生じたとき、ついつい相手の自尊心を傷つけるようなことを言ってしまうことがあるかもしれない。しかし、それでは、その相手と二度と良好な関係を、築けなくなってしまう。どんなに腹の立つことをされても、相手の行った行為そのものを、批判するだけにしておくべきである。
 逆に、どうしても憎めない人、というのは、自分の自尊心を高めてくれる人だ。品があるともとれる。

いい表情かな?

 疲れている顔、イライラしている顔、曇った表情、そんな顔で話していても、相手は快く思っているはずはない。話しの内容により、やわらかな表情や、真剣な表情で会話ができれば、相手も熱心になってくれるものである。
 ならば、表情は豊かなほうがいいだろう。といってもなかなか難しいが、鏡に向かっていろいろな表情を作ってみると、自分のいいと思える表情や、また逆の表情にもであえる。それを覚えておいて、そのいい表情を最大限に活かすと、コミュニケーションがスムーズになる。

はっきり言って見かけだ!

 非情だか、見かけで評価されている。お客様は「親しみがある」「頼れる」というイメージで判定しているのだ。だから、清潔感を出し、笑顔と誠実さのアピールは重要な仕事なのである。初めて会うお客様には、まずは『みてくれ』と思っておこう。
 もちろん、その先は、見かけ倒しという訳にはいかないが…。

誰でもそれほど変わらない

 誰でも自信がないことがある。しかし、それは決して悪いことではない。向上心の表われであり、それをバネにして大きく成長できるチャンスだ。
 人の素質・能力にはそれほど差はない。要は方法論を学び、努力すれば、センスが磨かれるのだ。感性をはじめとする自分を磨き、トレーニングを繰り返しすれば、いずれ地道な努力が実ることだろう。

ありがとうセット

 感謝の気持ちを表わす時には、ぜひとも『感想』や『何かひとこと』を述べよう。相手は、何もあなたに望んだり、感謝されたい、などと思ってはいないだろう。恐らく喜んでもらいたい一心だ。だからこそ、「ありがとう」の言葉にセットで、心伝わるような言葉を添えよう。

自信を持ち、メンタル面を強化する

 及腰になってしまっては、先には進めない。自分を後押ししてくれるものは何だろうか? 自信だ。下記を参考に自分の凄さを再確認しよう。
    4つの絶対の自信
  • 自分…自分はNo.1であり、今までの積み重ねがあるのだから、うまくいかない訳がない。
  • 商品…お客様のためになるものは、自分が扱う商品が一番である。
  • 職業…お客様の問題解決に提案し、解決できる職業である。
  • 会社…自分は会社の代弁者である。

相手の話題にも関心を持とう

 全く関心が湧かない、苦手とする話題があるかもしれない。しかし、そういった中でも、それを楽しむようすることで、相手の語りに引き込まれていくでしょう。関心を持てば、自分のレパートリーを増やすこともできる。そして、どんな話題でも、楽しくコミュニケーションがとれるならば、相手との距離も縮まり、信頼関係へとつながっていくことだろう。雑談も話しの導入部であり、潤滑材である。

営業大好き

 営業職が大好きだ、というオーラを出そう。すると、楽しんで仕事をしている雰囲気が、相手に伝わり、好印象を与えることができる。必ず良い方向へ進むだろう。もし、自分の中で、営業職に悪いイメージがあるようなら、『好きだ!』と言い聞かせよう。『好きこそ物の上手なれ』である。

新しいことに挑戦する

 人間は『安全でいたい』『変化を恐れる』ので、危険なことや冒険は避け、新しいことをして失敗することを恐れる。しかし、『淀んだ水は腐る』の教訓の通り、停滞やマンネリは、その人を低下させる。
 そうならない為にも、新しい状況を意識的に作りだすのだ。普段とちょっと違ったことをするだけで良い。新しい視野が開けと同時に、新鮮な刺激で、柔軟な感受性を磨くこともできるだろう。するとスランプに陥ることもなくなる。
 恐れない者には道が開ける。100%の安全などどこにも無い。それなら取り越し苦労なんてしていないで、進んでみよう。

良い縁を大切にしよう

 苦楽を共にし、築きあげた縁は、訳あって遠縁となっていても、ある日突然また付き合いがはじまることがある。それはあなたにとって(相手にとっても)、プラスになることは間違いない。そんな縁を築きあげるためにも、日頃から仕事(プライベートでも)に打ち込むようにしよう。

相手との距離を適切に

 人間にはパーソナルスペース(これ以上近寄って欲しくない距離)がある。物理的な距離もあるが、心理的な距離にもあり、そのスペースを他人と共有する時に、心地よい距離をとれば、お互いに親しみを感じるものである。しかし、相手によってその広さに違いがあるので、反応を見ながら、距離をはかる必要があるので、気を付けよう。
 特に初対面の場合は、入り込み過ぎたりして、図々しい印象を与えたり、謙虚過ぎて、頼りないと思われたりすることがある。逆に、親密になり過ぎると、無遠慮になりがちなので、『親しき仲にも礼儀あり』を忘れずに、相手と自分の共有スペースを整えよう。

にじみ出てくるメッセージを聴け

 相手が本当に伝えようとしていることが、受け止められているだろうか? 言葉をそのまま追いかけても、隠れているものはわからない。自分の観点からのみ当てはめてみても無理で、背景や状況を把握してこそ、やっとわかるものだ。『言葉の持つ意味』『間』からメッセージを読み解く。わからない時は、いつまでもその一文を考え続けること。考えに考え続けた末に、ある時、相手の発想が(絶対ではないが)理解できることだろう。

能力の高低はセルフイメージに原因がある

 プレスコット・レッキ博士(心理学者)は、出来ないというイメージをもっていてると、心の中に限界をつくり、それを突破できない、という研究結果を導き出した。逆にしたらどうだろう? 可能性が広がってくるのではないか。

ラップ音に気を付けよう

 自分で気が付かないうちに発生する音が、相手に不快に思われている場合がある。スリッパ履き等で起るスリ足音や、食事の時の食器の当る音、咀嚼音、(問題外かもしれないが)貧乏揺すり等々、発生していないか、見つめなおしてみよう。これらは、マナーに直結するものもある。

視点を変え、見えていないものも見よう

 当事者には見えなくても、第三者には見えるものがある。岡目八目のたとえ通り、客観的な目線で現状を見てもらう(見る)、ことは大切である。自分のことは意外とわからないものだからだ。そして、それを謙虚に受け止め、耳を傾ける。また、様々な人の目線を学ぶことで、自分自身の観察眼も養われていく。

あなたも生かされて(活かされて?)いる

 ある老女の話しである。「どうしたら、そんなに長生きができるの?」と聞いたところ、「長生きではない、生かされているのだ。」と言う。もうこれ位の歳になると、周りの人も亡くなり、その分生きている、夫が戦争に行ったので、恩給も受けているので、社会からも生かされているという考えだ。
 人はひとりでは生きて行けないと、よく言われる言葉だが、それを的確に表現した思想と言えるのではないだろうか。(番外編)

ルートセールスの鉄則

 人間関係を重視しながら、信頼関係を深めていくことが要求される。こまめな挨拶と気配りも忘れずに。
  1. 単なる御用聞きに終わらないで、有益な情報提供や、提案ができるようになろう。
  2. 商売になる条件を揃え、顧客が意図する条件を確保する。
  3. トラブルやクレームには、間髪を入れずに素早く対応する。
  4. マンネリにならないようにする。ナァナァの関係にならずに、商売上だけは、シビアな状況を維持する。
  5. ルートと同時に、新規顧客の獲得を忘れてはいけない。

有望顧客を見極めろ

 適当な数の有望客に会い、しっかりとそのフォローをしよう。

核心を素早く読み取る

 文章や書類に目を通す時間が、無尽蔵にある訳ではない。そこで、タイムリミットから逆算して、効率良く読む必要が出てくる。次にあげる方法を取り入れてみよう。
  1. 誰かに話すことをイメージしながら読む。
  2. どのようなことが書かれているかを仮説を立ててから読む。
  3. 情報のうち20%に重要なポイントが書かれている。
  4. 登場人物の関係、物事の関係を把握する。
  5. 余分な項目は飛ばす。
  6. 全体像を掴む。
  7. 図にしながら読む。
  8. 図表を一通り見て、イメージを掴む。

ちゃんと見ている?

 「大事なのは…まだ誰も見ていないものを見ることではなく、誰もが見ていることについて、誰も考えたことがないことを考えることだ。」(物理学者 アーウィン・シュレディンガー)
 見えているものをすべてちゃんと見ているとは限らない。脳は関心を向けていないものを、意識に捉えることはできない。見えていないものを見る、無関心だったものを見ようとすることで、あなたの生きる世界は、確実に変わっていく。
 コミュニケーションにおいても、相手が気が付いて欲しいことを、見逃しているかもしれない。逆にあなたが気付けば、相手は喜ぶことだろう。こうして、心が通じていくこともあるのだ。

目配りで相手の気持ちをつかむ

 『目は口程にものを言う』 ときには、言葉よりも表情のほうが雄弁である。喜怒哀楽はにじみ出てくる。それを意識的にやるために訓練するのだ。
 話しをしているときは、相手の顔を見る。下を向いていたりしていては、相手の感情や感性を受け取ることはできないし、こちらの気持ちも伝わらない。その場、その場の雰囲気を素早く察知し、タイミング良くコミュニケーションをするためにも、必ず顔(目)を見ていよう。
 赤ちゃんは、初期のうちに顔を認識することを始めるらしい。それは親(育ててくれる人)を覚え、コミュニケーションをして、自分が生きていくために必要なことをしてもらうためと言われている(らしい)。そんな原始的・基本的な手段であるので、普遍的であり、逆にそれができないと、相手が不快に思うかもしれない。

暗黙知がいらない場合がある

 成功体験がないと、まったく新しい観点で、物事を進めていくことができる。どこをどうすればいいか、わからないので、可能性から考えはじめる。いままでの延長線上ではないことを成し遂げようとするとき、知識が邪魔をする。暗黙知があると、その体験に縛られ、なぜ出来ないのか、という理由から探しはじめるからなのだ。新たなことを進める時、難しいかもしれないが、いままでの知識から決別してみよう。違った視点が生まれるかもしれない。

直感・ひらめき

 直感が正しい結果に導くケースが多々ある。曖昧な事象の判断を迫られる時には、どんなに検討しても、うまく行かないこともある。(信頼できると思われる)データが多すぎても、誤った判断をする。データは時として、統計化するために、不必要と判断された情報(ノイズ)をそぎ落としてある場合がある。このノイズにも、重要なデータが隠されているかもしれないのだ。
 しかし、即断することが、必ずしも良い結果を生み出すとは限らない。即断は、豊富な経験と知識に裏付けされた時に、良い判断が下せる。客観的なデータの検討と、使い分けが必要だが、無意識の影響も自分の蓄積である以上、焦点をあてても良いだろう。

構想力は知識に勝る

(アルバート アインシュタイン 理論物理学者)
 構想力が優れていれば、努力目標が明確となり、必要な知識や、技術は自然と身に付いてくる。構想力とは、時代を見通す力であり、物事の本質を見抜く力である。

一度ぐらいいいや

 一つのことが気になり出すと、次々と荒が目につくようになる。自分では「一度ぐらいいいや」「これぐらいいいだろう」と思っていることでも、相手は「えっ?」と思ったり、不快感を感じているかもしれない。意外にも一発アウトの場合がある。『あたり前』ができているか、気を配ろう。

考え抜く

 好きなことは、誰でも一生懸命に考え抜ける。頭から離れようにも、離れず、常に考えている。しかもちっとも苦にならない。副産物として、知らず知らずのうちに、考え抜く訓練を積み重ねられる。
 考えることは、誰にでもできる。しかし、考え抜くことは、誰にでもできることではない。自分は何を求めているのか、いま一度、掘り下げてトコトン考えてみよう。自覚をし、己を知るのである。

深耕開拓営業

 売り上げアップを狙う手法は、新規開拓だけではない。現在取り引きのある顧客に対する取引額を増やしていくことも必要だ。取引先における、自社のシェアを拡大するための営業である。
 いつもの訪問を単なる御用聞きに終わらせず、シェア拡大を念頭に置き、計画的に接し、顧客からの情報を漏らさず、隠れたニーズを掘り起こす。これらを元に行動すれば、ニーズにあった提案を出来、信頼を得ることで、安定的な取り引きが続き、優良パートナーとなっていく。

漢字を少なくすると、読みやすくなる

 ビジネス文書でも、漢字を多用せず、読みやすさを考え、漢字とひらがなのバランスをとる。漢字は全体の30%を超えないように、調整すると良い。人の好みにもよるが、おかしくならない程度に、ひらがなを使うようにすると、やわらかなイメージが出せる。
 次の言葉などは、ひらがなにしてみよう。〜という、〜などは、〜のことは、〜したほうが、〜のために、〜ほど、たとえば、つける、いろいろな、すべて、etc.
 また、鯨(くじら)、鮪(マグロ)、蝉(セミ)、etc. のように、ひらがなやカタカナを使った方が、読みやすいものもある。

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